税務トピック
源泉徴収・予定納税
源泉徴収は税金の前払いです。原稿料・デザイン料・講演料・士業への報酬などは、支払いの段階で10.21%(100万円を超える部分は20.42%)が差し引かれます。 請求書で報酬額と消費税額を分けて書いていれば、報酬部分だけが対象になります。前払いが多すぎた場合は確定申告で戻ってきます。また、前年の納税額が一定以上だと、7月と11月に予定納税として前払いを求められることがあります。
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源泉徴収・予定納税のよくある質問
Q.人を雇ったら、まず何をしますか?
給与支払事務所等の開設届出書を、開設の事実があった日から1か月以内に税務署へ提出します。あわせて、雇った人から扶養控除等申告書を受け取ります。
くわしくは「人を雇ったときの税務手続き|届出と源泉徴収」Q.出演料から引かれている税金は何ですか?
源泉徴収された所得税です。音楽の出演報酬は源泉徴収の対象とされており、支払う側があらかじめ差し引いて国に納めています。税金の前払いなので、確定申告で精算します。
くわしくは「ミュージシャンの確定申告|出演料と印税の税金」Q.デザインの報酬から税金が引かれるのはなぜですか?
デザインの報酬は源泉徴収の対象と定められているためです。支払う側があらかじめ所得税を差し引いて国に納めており、確定申告で精算します。
くわしくは「デザイナーの確定申告|報酬から税金が引かれる理由」Q.原稿料と二次使用料は何が違いますか?
原稿料は描く作業に対する対価、二次使用料は描いたものを別の用途で使うことに対する対価です。どちらも収入として申告しますが、契約で扱いが分かれます。
くわしくは「イラストの報酬|原稿料と二次使用料の違い」Q.予定納税とは何ですか?
今年の所得税の一部を、あらかじめ納める仕組みです。前年の申告納税額が一定以上の場合に対象になり、税務署から通知が届きます。
くわしくは「予定納税が始まったら|前払いの仕組みと減らし方」Q.翻訳料から税金が引かれるのはなぜですか?
翻訳や通訳の料金は源泉徴収の対象と定められているためです。国内の法人などから支払いを受ける場合、10.21%(100万円を超える部分は20.42%)が先に引かれ、確定申告で精算します。
くわしくは「翻訳・通訳の確定申告|源泉徴収される仕事とされない仕事」知っておきたい用語
- 源泉徴収
- 報酬や給与の支払い時に、支払者があらかじめ所得税を差し引いて国に納める仕組み。差し引かれた分は確定申告で精算します。
- 消費税
- 商品・サービスの提供に課される税。事業者が消費者から預かって国に納めます。基準期間の課税売上が1,000万円を超えると課税事業者になります。
- 必要経費
- 売上を得るために直接かかった費用。事業所得の計算で売上から差し引けます。プライベートと共用のものは家事按分して事業分だけを計上します。
- 確定申告
- 1年間(1/1〜12/31)の所得と税額を自分で計算し、翌年の原則2/16〜3/15に税務署へ申告・納税する手続き。個人事業主や一定額以上の副業所得がある人が対象です。
- 所得控除
- 税金の計算で所得から差し引ける控除。基礎控除・社会保険料控除・扶養控除など全16種類(令和7年分から特定親族特別控除が加わりました)があり、課税所得を下げて税負担を軽くします。
- 家事按分
- 自宅家賃・光熱費・通信費など、事業とプライベートの両方に使う費用を、合理的な割合で事業分だけ経費にすること。