この支出、経費になる?逆引き辞典
スマホ・家賃・ガソリン・スーツなど、身近な支出 164 品目について「経費になるか」「勘定科目は何か」を品目名から引けます。経費にしやすいもの 65 件、按分が必要なもの 31 件、条件しだい 33 件、経費にならないのが一般的なもの 35 件。
164件が該当しました。
スマホ本体(10万円未満)
按分して一部を経費に10万円未満なら買った年に全額を経費にできます。プライベートと兼用なら事業で使う割合で按分します。
補足: 10万円の判定は、税込経理なら税込金額、税抜経理なら税抜金額で行います。免税事業者は税込で判定します。
スマホ本体(10万円以上)
按分して一部を経費に資産として計上し、耐用年数にわたって減価償却します。青色申告なら30万円未満まで買った年に全額を経費にできる特例があります。
補足: 分割払いでも判定は「本体価格の総額」で行います。毎月の支払額で判定するのではありません。
スマホの通信料・通話料
按分して一部を経費に仕事に使う割合で按分します。仕事専用の番号を分けていれば全額を計上できます。
補足: 按分の割合は「使用時間」「通話記録」など、あとから説明できる基準で決めておくと安心です。
パソコン・ノートPC
按分して一部を経費に10万円未満は消耗品費、10万円以上は資産計上して減価償却します(パソコンの耐用年数は4年)。
タブレット・iPad
按分して一部を経費にパソコンと同じ考え方です。金額で処理が変わり、兼用なら按分します。
勘定科目の例: 消耗品費 / 工具器具備品通信・パソコン・スマホモニター・ディスプレイ
経費にしやすい仕事用なら経費になります。本体と同時に買っても、単独で使えるものは別々に金額判定するのが一般的です。
勘定科目の例: 消耗品費通信・パソコン・スマホキーボード・マウス
経費にしやすい仕事に使うものなら経費にできます。
勘定科目の例: 消耗品費通信・パソコン・スマホプリンタ・インク・コピー用紙
按分して一部を経費に仕事で使う分は経費です。家庭と共用なら按分します。
勘定科目の例: 消耗品費通信・パソコン・スマホスマホケース・充電器・ケーブル
按分して一部を経費に事業用の端末の付属品として経費にできます。兼用なら按分します。
勘定科目の例: 消耗品費通信・パソコン・スマホスマホ・PCの修理代
按分して一部を経費に事業用の資産の修理なら経費です。兼用なら事業割合で按分します。
勘定科目の例: 修繕費通信・パソコン・スマホ月額ソフト・サブスク
按分して一部を経費に使った期間の費用として計上します。年払いで翌年分を含む場合は、原則として翌年の費用になります。
勘定科目の例: 通信費 / 消耗品費通信・パソコン・スマホ買い切りソフト(10万円以上)
経費にしやすい10万円以上のソフトウェアは無形固定資産として、原則5年で償却します。
勘定科目の例: ソフトウェア(無形固定資産)通信・パソコン・スマホレンタルサーバー・ドメイン
経費にしやすい事業のサイトやメールに使うものは経費になります。
勘定科目の例: 通信費 / 支払手数料通信・パソコン・スマホ自宅のインターネット回線
按分して一部を経費に自宅の回線を仕事にも使っている場合は、事業で使う割合で按分します。
勘定科目の例: 通信費通信・パソコン・スマホポケットWi-Fi・モバイルルーター
按分して一部を経費に仕事専用なら全額、兼用なら按分します。
勘定科目の例: 通信費通信・パソコン・スマホセキュリティソフト
按分して一部を経費に事業用の端末に入れるものは経費です。
勘定科目の例: 通信費 / 消耗品費通信・パソコン・スマホクラウドストレージ
按分して一部を経費に仕事のデータ保管に使う分は経費になります。
勘定科目の例: 通信費通信・パソコン・スマホイヤホン・マイク・Webカメラ
条件しだい・判断が分かれるオンライン会議や収録など、仕事での必要性を説明できれば経費にできます。私用と兼ねる場合は按分します。
勘定科目の例: 消耗品費通信・パソコン・スマホ切手・はがき・郵送料
経費にしやすい仕事の郵送費は経費になります。商品の発送は荷造運賃で分けるのが一般的です。
勘定科目の例: 通信費通信・パソコン・スマホ有料AIツール(ChatGPT Plus・Claude Proなど)
按分して一部を経費に業務の調べもの・原稿作成などに使うなら経費になります。私用と兼ねる場合は事業割合で按分します。
ストックフォト・フォント・BGMのライセンス
経費にしやすい制作物に使う素材の利用料は経費になります。ライセンスの範囲を確認して保存しておきましょう。
勘定科目の例: 消耗品費 / 支払手数料通信・パソコン・スマホスマホアプリの課金
条件しだい・判断が分かれる業務に使うアプリなら経費になります。ゲームなど私的な課金は家事費です。実況・レビューが事業なら判断が分かれます。
勘定科目の例: 消耗品費 / 通信費通信・パソコン・スマホ自宅の家賃
按分して一部を経費に仕事に使っている面積や時間の割合で按分します。全額を経費にすることはできません。
補足: 「仕事部屋の面積 ÷ 家全体の面積」で按分するのが分かりやすい方法です。間取り図を残しておきましょう。
事務所・店舗の家賃
経費にしやすい事業専用の物件なら全額が経費になります。
勘定科目の例: 地代家賃住まい・光熱費住宅ローンの返済
経費にならないのが一般的元本の返済は経費になりません。利息部分のうち事業割合分は経費にできる場合があります。
補足: 住宅ローン控除との関係で、事業割合を大きくすると控除額が減ることがあります。
勘定科目の例: —住まい・光熱費電気代
按分して一部を経費に仕事に使う割合で按分します。仕事時間の割合や使用機器から、説明できる基準を決めましょう。
勘定科目の例: 水道光熱費住まい・光熱費ガス代・水道代
条件しだい・判断が分かれる飲食業など事業で実際に使う業種は按分できます。デスクワーク中心だと事業との関連の説明が難しいことがあります。
勘定科目の例: 水道光熱費住まい・光熱費火災保険・地震保険
按分して一部を経費に事業に使っている部分の保険料は経費になります。自宅部分は経費になりません。
勘定科目の例: 損害保険料住まい・光熱費敷金・保証金
経費にならないのが一般的返ってくるお金なので経費ではなく資産として処理します。退去時に返らないと確定した分は、その時点で費用になります。
勘定科目の例: 差入保証金(資産)住まい・光熱費礼金・契約更新料
条件しだい・判断が分かれる20万円未満なら支払った年の経費、20万円以上は繰延資産として契約期間などで分けて費用にするのが一般的です。
勘定科目の例: 地代家賃 / 長期前払費用住まい・光熱費事務所の引っ越し費用
条件しだい・判断が分かれる事務所の移転費用は経費になります。自宅兼事務所の引っ越しは事業割合で按分します。
勘定科目の例: 雑費 / 支払手数料住まい・光熱費町内会費・自治会費
経費にならないのが一般的事業との直接の関連が説明しにくく、家事費とされるのが一般的です。
勘定科目の例: —住まい・光熱費デスク・椅子などの家具
按分して一部を経費に10万円未満は消耗品費、10万円以上は資産として減価償却します。
勘定科目の例: 消耗品費 / 工具器具備品住まい・光熱費コワーキングスペース利用料
経費にしやすい仕事の場所として使う費用なので経費になります。
勘定科目の例: 地代家賃 / 支払手数料住まい・光熱費倉庫・トランクルーム
経費にしやすい商品や資料の保管に使うなら経費になります。
勘定科目の例: 地代家賃 / 賃借料住まい・光熱費観葉植物・事務所の装飾
条件しだい・判断が分かれる事務所や店舗に置くものは少額なら経費になります。高額な美術品は減価償却できるかどうかの判定が必要です。
勘定科目の例: 消耗品費住まい・光熱費ウォーターサーバー・事務所のお茶
経費にしやすい従業員向けなら福利厚生費、来客用なら会議費とするのが一般的です。自宅兼用なら按分します。
勘定科目の例: 福利厚生費 / 会議費住まい・光熱費看板・サイン
経費にしやすい10万円未満なら広告宣伝費や消耗品費、10万円以上は構築物などとして減価償却します。
勘定科目の例: 広告宣伝費 / 構築物住まい・光熱費防犯カメラ・セキュリティ機器
按分して一部を経費に店舗や事務所のものは経費になります。10万円以上は資産計上して減価償却します。
勘定科目の例: 消耗品費 / 工具器具備品住まい・光熱費事務所の清掃・ハウスクリーニング
按分して一部を経費に事業に使う場所の清掃費は経費です。自宅兼事務所なら事業割合で按分します。
勘定科目の例: 雑費 / 支払手数料住まい・光熱費生計を一にする親族に払う家賃
経費にならないのが一般的生計を一にする親族に払う家賃は必要経費になりません(受け取った側も収入にしません)。ただしその親族が負担した固定資産税など、事業に使う部分の実費は経費にできます。
自動車本体
按分して一部を経費に資産として計上し、事業で使う割合の分だけ減価償却費を経費にします。
勘定科目の例: 車両運搬具 → 減価償却費移動・車自動車税・軽自動車税
按分して一部を経費に事業で使う割合の分が経費になります。
勘定科目の例: 租税公課移動・車車検・整備費用
按分して一部を経費に事業割合の分を経費にします。
勘定科目の例: 車両費移動・車任意保険・自賠責保険
按分して一部を経費に事業で使う割合の分が経費になります。
勘定科目の例: 損害保険料移動・車駐車場代(月極)
按分して一部を経費に事業用の駐車場なら全額、兼用なら按分します。
勘定科目の例: 地代家賃 / 車両費移動・車コインパーキング代
経費にしやすい仕事の移動で使った分は経費になります。
勘定科目の例: 旅費交通費移動・車高速道路・ETC料金
経費にしやすい仕事の移動で使った分は経費です。利用明細を残しておきましょう。
勘定科目の例: 旅費交通費移動・車電車・バス代
経費にしやすい仕事の移動なら経費です。ICカードのチャージは、使った分を記録して計上します。
勘定科目の例: 旅費交通費移動・車タクシー代
条件しだい・判断が分かれる仕事での移動なら経費です。誰とどこへ行ったかを領収書に書き添えておくと説明しやすくなります。
勘定科目の例: 旅費交通費移動・車自転車・電動アシスト自転車
按分して一部を経費に配達など仕事で使うなら経費です。10万円以上は資産計上して減価償却します(耐用年数2年)。
バイク・原付
按分して一部を経費に仕事で使う割合の分が経費です。原付の耐用年数は3年とされています。
勘定科目の例: 車両運搬具 / 消耗品費移動・車レンタカー・カーシェア
経費にしやすい仕事の移動で使った分は経費になります。
勘定科目の例: 旅費交通費 / 賃借料移動・車駐車違反の反則金
経費にならないのが一般的罰金や反則金は、たとえ仕事中のものでも必要経費にはなりません。
補足: レッカー代や保管料など、罰則ではない実費は経費にできる場合があります。
勘定科目の例: —移動・車出張の宿泊費
経費にしやすい仕事の出張なら経費です。日程と目的が分かる記録を残しておきましょう。
勘定科目の例: 旅費交通費移動・車航空券・新幹線
経費にしやすい業務の移動なら経費になります。日程と目的がわかる記録を残しておきましょう。
勘定科目の例: 旅費交通費移動・車海外出張の費用
条件しだい・判断が分かれる業務のための渡航なら経費です。観光を兼ねる場合は、業務日数の割合などで按分するのが一般的です。
勘定科目の例: 旅費交通費移動・車パスポート・ビザの取得費用
条件しだい・判断が分かれるパスポートは個人に帰属するため家事費とされやすく、業務渡航に必要なビザは経費にできる余地があります。
勘定科目の例: 旅費交通費 / 租税公課移動・車カーリース料
按分して一部を経費に事業で使う割合の分が経費になります。
勘定科目の例: 賃借料 / 車両費移動・車出張の日当(事業主本人の分)
経費にならないのが一般的個人事業主が自分に日当を支払っても必要経費になりません。交通費や宿泊費などの実費は経費になります。
補足: 法人の場合は、旅費規程を整えたうえで役員や従業員に日当を支給する方法があります。
勘定科目の例: —移動・車取引先との飲食・接待
経費にしやすい仕事の相手との飲食は経費になります。個人事業主は法人と違って金額の上限はありませんが、事業との関連が必要です。
補足: 領収書に「相手の会社名・氏名・人数・目的」を書き添えておくと説明しやすくなります。
一人での昼食・自分の食事代
経費にならないのが一般的一人で食べる食事は生活費(家事費)とされ、経費になりません。
勘定科目の例: —飲食・接待打ち合わせのカフェ代
条件しだい・判断が分かれる相手と打ち合わせをした場合は会議費になります。一人で作業しただけの場合は認められにくくなります。
勘定科目の例: 会議費 / 接待交際費飲食・接待来客用のお茶・お菓子
経費にしやすい事務所に置く来客用のものは経費になります。
勘定科目の例: 会議費 / 消耗品費飲食・接待お中元・お歳暮・手土産
経費にしやすい取引先へのものは経費になります。誰に贈ったかを記録しておきましょう。
勘定科目の例: 接待交際費飲食・接待従業員との忘年会・懇親会
条件しだい・判断が分かれる従業員全員を対象とした行事なら福利厚生費になり得ます。事業主一人だけの支出は経費になりません。
勘定科目の例: 福利厚生費 / 接待交際費飲食・接待差し入れ・現場のお茶代
経費にしやすい取引先や現場への差し入れは経費になります。
勘定科目の例: 接待交際費 / 会議費飲食・接待商品券・ギフト券
条件しだい・判断が分かれる取引先への贈答なら交際費になります。買っただけの段階では貯蔵品(資産)とする考え方もあります。自分や家族が使う分は経費になりません。
勘定科目の例: 接待交際費 / 貯蔵品飲食・接待スーツ・ビジネス用の服
経費にならないのが一般的仕事以外でも着られる服は家事費とされ、経費として認められにくいのが一般的です。
補足: 業務にしか使えないと説明できる場合は例外もありますが、判断が分かれる論点です。
作業着・制服・ユニフォーム
経費にしやすい業務でしか使わない衣類は経費になります。
勘定科目の例: 消耗品費 / 福利厚生費服装・美容撮影用・出演用の衣装
条件しだい・判断が分かれる撮影や出演にしか使わないと説明できれば経費の余地があります。私服として着られるものは難しくなります。
美容院・理髪店
経費にならないのが一般的身だしなみは家事費とされるのが一般的です。出演契約で特定の髪型が求められる等の事情がある場合のみ判断が分かれます。
勘定科目の例: —服装・美容化粧品・メイク用品
経費にならないのが一般的日常的に使えるものは家事費です。撮影専用のものなど、業務限定と説明できる場合にのみ余地があります。
勘定科目の例: —服装・美容ネイル・エステ
経費にならないのが一般的一般には家事費です。手元が写る職業などの事情がある場合は判断が分かれます。
勘定科目の例: —服装・美容クリーニング代
条件しだい・判断が分かれる制服や作業着など業務専用の衣類のクリーニングは経費になります。私服は家事費です。
勘定科目の例: 消耗品費 / 雑費服装・美容メガネ・コンタクトレンズ
経費にならないのが一般的日常生活でも使うため、家事費とされるのが一般的です。
勘定科目の例: —服装・美容腕時計・アクセサリー
経費にならないのが一般的身の回り品は家事費とされ、経費として認められにくいものです。
勘定科目の例: —服装・美容制服・衣装のレンタル
経費にしやすい業務で使う衣装のレンタル料は経費になります。
勘定科目の例: 賃借料 / 消耗品費服装・美容仕事に関する書籍・専門書
経費にしやすい事業に必要な本は経費になります。
勘定科目の例: 新聞図書費学び・情報新聞・雑誌
条件しだい・判断が分かれる業界紙や専門誌は経費にしやすい一方、一般紙は事業との関連の説明が必要になることがあります。
勘定科目の例: 新聞図書費学び・情報有料note・メルマガ
経費にしやすい仕事の情報収集に必要なものは経費になります。
勘定科目の例: 新聞図書費学び・情報セミナー・勉強会の参加費
経費にしやすい事業に必要な研修は経費になります。
勘定科目の例: 研修費 / 諸会費学び・情報オンライン講座
経費にしやすい業務に必要なスキルの習得なら経費になります。
勘定科目の例: 研修費 / 新聞図書費学び・情報資格取得の費用
条件しだい・判断が分かれる新しい資格を取ること自体は個人に帰属するため家事費とされやすく、判断が分かれます。業務に直接必要な講習は経費にしやすくなります。
勘定科目の例: 研修費学び・情報語学学校・英会話
条件しだい・判断が分かれる業務で使う具体的な必要性を説明できるかで分かれます。
勘定科目の例: 研修費学び・情報大学・専門学校の学費
経費にならないのが一般的一般には家事費とされ、必要経費にはなりません。
勘定科目の例: —学び・情報業界団体・協会の会費
経費にしやすい事業に関係する団体の会費は経費になります。
勘定科目の例: 諸会費学び・情報資格の更新費用・年会費
経費にしやすい業務に必要な資格を維持するための更新料や登録料は経費にしやすい費用です。資格の取得そのものとは扱いが分かれます。
勘定科目の例: 諸会費 / 研修費学び・情報文房具・事務用品
経費にしやすい仕事に使う分は経費になります。
勘定科目の例: 消耗品費仕事道具・消耗品名刺の作成費
経費にしやすい事業用の名刺は経費になります。
勘定科目の例: 消耗品費 / 広告宣伝費仕事道具・消耗品印鑑・ゴム印
条件しだい・判断が分かれる屋号入りなど事業用のものは経費になります。個人の実印は家事費です。
勘定科目の例: 消耗品費仕事道具・消耗品工具・機材
経費にしやすい10万円未満は消耗品費、10万円以上は資産計上して減価償却します。
勘定科目の例: 消耗品費 / 工具器具備品仕事道具・消耗品梱包資材・段ボール
経費にしやすい商品の発送に使うものは経費になります。
勘定科目の例: 荷造運賃 / 消耗品費仕事道具・消耗品商品の発送料
経費にしやすい販売した商品の送料は経費になります。
勘定科目の例: 荷造運賃仕事道具・消耗品レンタル・リース料
経費にしやすい事業に使う機材のレンタル料は経費になります。
勘定科目の例: 賃借料仕事道具・消耗品商品サンプル・試作品
経費にしやすい販売促進や開発のために作るものは経費になります。
勘定科目の例: 消耗品費 / 広告宣伝費仕事道具・消耗品廃棄した在庫・棚卸減耗
経費にしやすい実際に廃棄した分は経費になります。廃棄の事実がわかる記録(リスト・写真・処分の証明)を残しておきましょう。
勘定科目の例: 棚卸減耗損 / 雑損失仕事道具・消耗品広告費・ネット広告
経費にしやすい集客のための費用は経費になります。
勘定科目の例: 広告宣伝費広告・外注ホームページの制作費
条件しだい・判断が分かれる内容によって扱いが変わります。宣伝が主なら広告宣伝費、システムを伴い長く使うものは資産として償却する場合があります。
勘定科目の例: 広告宣伝費 / ソフトウェア広告・外注ロゴ・デザインの外注
条件しだい・判断が分かれる一般には支払った年の経費です。高額で長期に使う商標などは資産計上を検討します。
勘定科目の例: 外注工賃 / 広告宣伝費広告・外注外注費・業務委託費
経費にしやすい仕事を人に頼んだ費用は経費です。相手が「外注」か「雇用」かの区分に注意が必要です。
補足: 実態が雇用に近いと給与とみなされ、源泉徴収や社会保険の扱いが変わることがあります。
クラウドソーシングの手数料
経費にしやすい仲介サイトに引かれる手数料も経費になります。売上は手数料を引く前の金額で計上します。
勘定科目の例: 支払手数料広告・外注展示会・見本市の出展料
経費にしやすい集客・販促のための出展費用は経費になります。
勘定科目の例: 広告宣伝費広告・外注商標登録・特許の費用
条件しだい・判断が分かれる登録によって得られる権利は無形固定資産として償却します(商標権は10年)。少額の手数料や更新料は支払時の経費とすることもあります。
勘定科目の例: 商標権(無形固定資産)/ 支払手数料広告・外注翻訳・通訳の外注
経費にしやすい事業のために頼んだ翻訳・通訳の費用は経費になります。
勘定科目の例: 外注工賃 / 支払手数料広告・外注消費税(税込経理の場合)
条件しだい・判断が分かれる税込経理なら納付する消費税を経費にできます。税抜経理では損益に影響しません。
勘定科目の例: 租税公課税金・保険・会費固定資産税
按分して一部を経費に事業に使っている部分の分が経費になります。自宅部分は経費になりません。
勘定科目の例: 租税公課税金・保険・会費収入印紙・印紙税
経費にしやすい事業の契約書や領収書に貼る印紙は経費になります。
勘定科目の例: 租税公課税金・保険・会費国民健康保険料
経費にならないのが一般的必要経費にはなりませんが、全額が社会保険料控除の対象になります(確定申告で所得から差し引けます)。
勘定科目の例: —税金・保険・会費国民年金保険料
経費にならないのが一般的経費にはなりませんが、全額が社会保険料控除の対象です。
勘定科目の例: —税金・保険・会費生命保険料・医療保険料
経費にならないのが一般的経費にはなりません。生命保険料控除として一定額まで所得から差し引けます。
勘定科目の例: —税金・保険・会費iDeCoの掛金
経費にならないのが一般的経費にはなりませんが、全額が小規模企業共済等掛金控除の対象です。
勘定科目の例: —税金・保険・会費経営セーフティ共済(倒産防止共済)の掛金
経費にしやすい小規模企業共済とは違い、掛金は「所得控除」ではなく必要経費にできます(月5,000円〜20万円、年240万円・累計800万円まで)。
補足: 解約したときの解約手当金は収入になります。解約後に再加入する場合、一定期間は掛金を経費にできない取扱いがあるため、最新の案内をご確認ください。
勘定科目の例: 保険料 / 必要経費税金・保険・会費中小企業退職金共済(中退共)の掛金
経費にしやすい従業員のための掛金は経費になります。事業主本人や役員は加入できません。
勘定科目の例: 福利厚生費税金・保険・会費労働保険料(従業員分)
経費にしやすい従業員にかかる労災保険料と雇用保険料の事業主負担分は経費になります。従業員から預かる負担分は経費ではありません。
勘定科目の例: 法定福利費税金・保険・会費社会保険料の事業主負担分
経費にしやすい従業員の健康保険・厚生年金の事業主負担分は経費になります。事業主本人の国民健康保険・国民年金は経費にならず所得控除の枠です。
勘定科目の例: 法定福利費税金・保険・会費賠償責任保険・PL保険
経費にしやすい事業上の賠償に備える保険料は経費になります。
勘定科目の例: 損害保険料税金・保険・会費所得補償保険・就業不能保険
経費にならないのが一般的事業主本人にかけるものは必要経費になりません。契約の内容によっては所得控除の対象になる場合があるため、控除証明書を確認しましょう。
勘定科目の例: —税金・保険・会費政治献金
経費にならないのが一般的事業の経費にはなりません。政党などへの寄附は、寄附金控除または政党等寄附金特別控除の対象になる場合があります。
勘定科目の例: —税金・保険・会費神社の祈祷料・お守り
条件しだい・判断が分かれる商売繁盛や工事の安全祈願など、事業との関連を説明できる少額のものは経費とする例があります。個人的な願掛けは家事費で、判断が分かれます。
勘定科目の例: 雑費 / 接待交際費税金・保険・会費従業員の給与
経費にしやすい雇っている人への給与は経費になります。源泉徴収の手続きが必要です。
勘定科目の例: 給料賃金人・家族家族への給与
条件しだい・判断が分かれる生計を一にする家族への支払いは原則として経費になりません。青色申告で事前に届出をした専従者給与なら経費にできます。
補足: 白色申告では事業専従者控除という別の枠になります。配偶者控除・扶養控除とは併用できません。
事業主本人の給与
経費にならないのが一般的個人事業主が自分に給与を払うという考え方はありません。利益がそのまま所得になります。
勘定科目の例: —人・家族従業員の健康診断
条件しだい・判断が分かれる従業員全員を対象にするなら福利厚生費になり得ます。事業主本人の分は経費になりません。
勘定科目の例: 福利厚生費人・家族従業員のための備品・休憩室
経費にしやすい従業員のための支出は福利厚生費です。事業主一人だけの事業では使えません。
勘定科目の例: 福利厚生費人・家族求人広告費
経費にしやすい人を採用するための費用は経費になります。
勘定科目の例: 広告宣伝費 / 支払手数料人・家族従業員の通勤手当
経費にしやすい従業員に支給する通勤手当は経費になります。一定額までは従業員側の所得税が非課税です。
勘定科目の例: 旅費交通費 / 給料賃金人・家族従業員の食事補助
経費にしやすい経費になります。ただし従業員が半額以上を負担し、事業主の負担が一定額以下でないと、給与として課税される場合があります。
勘定科目の例: 福利厚生費人・家族従業員への慶弔見舞金
経費にしやすい社会通念上いくらが相当かという範囲であれば経費になります。支給の基準を決めておくと説明しやすくなります。
勘定科目の例: 福利厚生費人・家族銀行の振込手数料
経費にしやすい事業の取引にかかる手数料は経費になります。
勘定科目の例: 支払手数料お金まわり借入金の利息
経費にしやすい事業のための借入の利息は経費になります。
勘定科目の例: 利子割引料お金まわり借入金の元本の返済
経費にならないのが一般的元本の返済は経費になりません。借りたお金自体が収入にならないのと同じ考え方です。
勘定科目の例: —お金まわりクレジットカードの年会費
条件しだい・判断が分かれる事業専用のカードなら経費にしやすくなります。私用と兼ねる場合は按分や説明が必要です。
勘定科目の例: 支払手数料 / 諸会費お金まわり決済サービスの手数料
経費にしやすい売上を受け取る際の手数料は経費になります。
勘定科目の例: 支払手数料お金まわり生活費への引き出し
経費にならないのが一般的事業の口座から生活費を引き出しても経費ではありません。事業主貸として処理します。
勘定科目の例: 事業主貸お金まわり税理士・専門家への報酬
経費にしやすい事業に関する専門家への報酬は経費になります。源泉徴収が必要な場合があります。
勘定科目の例: 支払手数料お金まわり会計ソフトの利用料
経費にしやすい帳簿づけに使うソフトの費用は経費になります。
勘定科目の例: 通信費 / 支払手数料お金まわり回収できない売掛金
条件しだい・判断が分かれる回収不能が確定した場合に経費にできます。相手の状況など、一定の要件があります。
勘定科目の例: 貸倒損失お金まわり開業費(開業前に使った準備費用)
経費にしやすい開業前の準備にかかった費用はまとめて繰延資産にでき、好きな年に好きな金額を経費にできます(任意償却)。
補足: 10万円以上の資産の購入や、商品の仕入れは開業費に含めず、それぞれの処理をします。
弁護士・司法書士・行政書士への報酬
条件しだい・判断が分かれる事業に関する依頼なら経費になります。離婚や相続など個人的な相談は家事費です。支払時に源泉徴収が必要な場合があります。
勘定科目の例: 支払手数料お金まわり信用保証料
経費にしやすい事業資金の借入にかかる保証料は経費になります。保証期間が複数年にわたる場合は、その期間で分けて費用にします。
勘定科目の例: 支払手数料 / 前払費用お金まわり損害賠償金・示談金
条件しだい・判断が分かれる業務上の行為によるもので故意や重大な過失がなければ経費になり得ます。故意・重過失によるものは経費になりません。
勘定科目の例: 雑損失お金まわり為替差損
経費にしやすい事業の取引で生じた為替差損は経費になります(差益が出た場合は収入になります)。
勘定科目の例: 雑損失お金まわり現金過不足(原因不明の不足)
条件しだい・判断が分かれる原因が分からない不足は雑損失にできます。私的な支出が原因とわかっている場合は事業主貸になります。
勘定科目の例: 雑損失 / 事業主貸お金まわり電子マネー・ポイントでの支払い
条件しだい・判断が分かれる支払方法が変わるだけで、経費になるかどうかは中身で決まります。ただしポイントで値引きされた分は実際の負担がないため経費になりません。
勘定科目の例: (支払方法により変わる)お金まわり生計を一にする親族への支払利息
経費にならないのが一般的生計を一にする親族に払う利息は必要経費になりません(受け取った側も収入にしません)。
勘定科目の例: —お金まわり事業主本人の医療費
経費にならないのが一般的経費にはなりません。医療費控除として所得から差し引ける場合があります。
勘定科目の例: —健康・生活ジム・フィットネス
経費にならないのが一般的事業主本人の分は家事費とされるのが一般的です。従業員向けの制度として整えれば福利厚生費の余地があります。
勘定科目の例: —健康・生活マッサージ・整体
経費にならないのが一般的体調管理は家事費とされ、経費にはなりません。
勘定科目の例: —健康・生活サプリメント・健康食品
経費にならないのが一般的一般には家事費です。
勘定科目の例: —健康・生活日用品・トイレットペーパー
按分して一部を経費に事務所や店舗で使う分は経費になります。自宅兼用なら按分します。
勘定科目の例: 消耗品費健康・生活ペット関連の費用
条件しだい・判断が分かれる看板猫や撮影など事業との関連を説明できる場合を除き、一般には家事費です。
勘定科目の例: 雑費健康・生活コインランドリー代
条件しだい・判断が分かれる店舗のリネンなど業務用のものは経費です。私物の洗濯は家事費です。
勘定科目の例: 雑費 / 消耗品費健康・生活家族の携帯代・私的な支出
経費にならないのが一般的事業に関係のない家族の支出は経費になりません。事業を手伝う家族が業務で使う分は、実態に応じて按分して考えます。
勘定科目の例: —健康・生活
判定マークの意味
- ○ 経費にしやすい
- 事業のための支出だと説明できれば、経費として計上するのが一般的なものです。
- △ 按分して一部を経費に
- プライベートと共用のため、事業で使う割合の分だけを経費にします(家事按分)。
- ? 条件しだい・判断が分かれる
- 使い方や事情によって扱いが変わります。迷う場合は税理士や税務署にご確認ください。
- × 経費にならないのが一般的
- 必要経費にはならないのが一般的です。別枠の所得控除になるものは「補足」に書いています。
これは概算の試算です。正確な金額・判断には、自治体差・個別の控除・最新の制度を踏まえた税理士への相談が必要です。当サイトの情報は税務代理・税務相談ではありません。
この支出、経費になる?逆引き辞典でわかること
- 身近な支出 164 品目について、経費にできるか・按分が必要か・どの勘定科目を使うかの一般的な考え方がわかります。
- 「スマホ」「家賃」「ガソリン」のように品目名で検索できます。iPhone・携帯といった別の言い方でも引けます。
- 判定は ○(経費にしやすい)/△(按分して一部を経費に)/?(条件しだい)/×(経費にならないのが一般的)の4つに分けています。
- 経費にならないものでも、社会保険料控除や医療費控除など「別枠で差し引ける」ものは補足に書いています。
使い方
- 1検索ボックスに支出の名前を入れます(例: スマホ、ガソリン、スーツ)。
- 2見つからないときは、判定やカテゴリのボタンで絞り込んで一覧から探します。
- 3判定マークと「勘定科目の例」を確認します。△が付いていれば家事按分が必要です。
- 4詳しく知りたい品目は、カード内のリンクから解説記事へ進めます。
計算のしくみと、結果の読み方
判断の軸は「事業に必要だと説明できるか」
必要経費は、売上を得るために直接必要な費用や、事業のために生じた費用とされています。品目名だけで自動的に決まるわけではなく、同じ支出でも仕事の内容によって扱いが変わります。この一覧は「一般にどう扱われることが多いか」を示すもので、最終的にはご自身の事業内容に照らして判断することになります。
△(按分)の考え方
プライベートと共用しているものは、事業で使う割合の分だけを経費にします。これを家事按分といいます。割合は「仕事部屋の面積 ÷ 家全体の面積」「仕事に使う時間 ÷ 全体の時間」など、あとから人に説明できる基準で決めておくことが大切です。根拠となるメモや間取り図を残しておくと安心です。
×でも「控除」で差し引けるものがあります
国民年金・国民健康保険・小規模企業共済・iDeCoの掛金は必要経費にはなりませんが、全額が所得控除の対象になります。生命保険料やふるさと納税も控除の枠です。「経費にならない=税金が安くならない」ではないので、確定申告のときに漏らさないようにしましょう。
10万円が一つの分かれ目
パソコンやスマホなど形のあるものは、10万円未満なら買った年に全額を経費にできます。10万円以上は資産として計上し、耐用年数にわたって少しずつ経費にします(減価償却)。青色申告の中小事業者なら30万円未満まで買った年に全額を経費にできる特例があり、年間300万円が上限です。この判定は分割払いでも「本体価格の総額」で行います。
勘定科目に絶対の正解はありません
同じ支出でも複数の科目が考えられることがあります。大切なのは、毎年同じ支出を同じ科目で処理し続けること(継続性)です。この一覧の「勘定科目の例」は一般的によく使われるものを挙げています。会計ソフトの初期設定に合わせても構いません。
よくある質問
- スマホ代は経費にできますか?
- プライベートと兼用なら、仕事に使う割合で家事按分した分を経費にできます。仕事専用の番号を分けていれば全額を計上できます。本体代金は10万円未満なら消耗品費、10万円以上は資産として減価償却するのが一般的です。
- パソコンの経費はいくらまで一度に落とせますか?
- 10万円未満なら買った年に全額を経費にできます。青色申告の中小事業者なら、30万円未満のものを買った年に全額経費にできる少額減価償却資産の特例が使えます(年間合計300万円まで)。白色申告ではこの特例は使えません。
- 分割払いで買った場合、毎月の支払額で10万円未満かを判定できますか?
- できません。判定は支払い方法ではなく取得価額(本体価格の総額)で行います。12万円のスマホを24回払いで買っても、12万円の資産として扱うのが原則です。
- スーツは経費になりますか?
- 仕事以外でも着られる服は家事費とされ、経費として認められにくいのが一般的です。作業着や制服など、業務でしか使わない衣類は経費になります。
- 国民年金や国民健康保険は経費になりますか?
- 必要経費にはなりません。ただし全額が社会保険料控除の対象になり、確定申告で所得から差し引けます。小規模企業共済やiDeCoの掛金も同様に、経費ではなく所得控除の枠です。
- 一人で食べたランチ代は経費になりますか?
- 一人で食べる食事は生活費(家事費)とされ、経費になりません。取引先との飲食や、相手と打ち合わせをしたときのカフェ代は、接待交際費や会議費として経費にできます。
- 領収書をなくしてしまった支出は経費にできませんか?
- 出金伝票に日付・金額・相手先・内容を記録し、クレジットカードの明細や通帳の記録など、支払いを裏づけるものを合わせて残しておく方法があります。領収書が出ない香典やご祝儀も同じ考え方です。
- 一覧に載っていない支出はどう考えればよいですか?
- 「その支出が事業の売上を生むために必要だと説明できるか」が判断の軸になります。プライベートと共用なら按分します。判断が難しいものは税理士や税務署にご確認ください。