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税務トピック

開業・事業形態

事業を始めるときに決めることは、届出の提出、事業の形(個人か法人か)、お金の管理のしかたの3つに整理できます。まず開業届と青色申告の申請を出し、事業用の口座を分けるところから始めるのが現実的です。 法人にするかどうかは、始めた時点で決めきる必要はありません。利益が見えてきてから、税金と社会保険の損得、手間や信用まで含めて比べれば十分です。最初にやるべきことは、あとから見返せる記録の形を作ることです。

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開業・事業形態のよくある質問

Q.自宅の一部をサロンにしています。家賃は経費になりますか?

事業に使っている割合で按分して経費にできます。専用のスペースがある場合は、面積の割合で計算すると説明しやすくなります。

くわしくは「ペットサロンの設備と自宅の使い方|経費にできる範囲」
Q.施術ベッドは一括で経費にできますか?

取得価額が10万円未満ならその年に全額を経費にできます。10万円以上は原則として減価償却になりますが、青色申告なら40万円未満(令和8年3月までに買ったものは30万円未満)まで一括で経費にできる特例があります。

くわしくは「整体・サロンの開業と経費|設備と自宅の使い方」
Q.親の青色申告はそのまま引き継げますか?

引き継げません。青色申告の承認は個人ごとのものなので、引き継ぐ人が自分で承認申請をする必要があります。

くわしくは「事業を引き継いだときの手続き|青色申告は引き継げない」
Q.水道代が多くかかります。多めに按分できますか?

シャンプーで大量に水を使うなど実態があるなら、面積ではなく使用実態にもとづく按分も考えられます。根拠を説明できるようにしておいてください。

くわしくは「ペットサロンの設備と自宅の使い方|経費にできる範囲」
Q.内装工事の費用はどう処理しますか?

建物附属設備などの資産として、耐用年数にわたって減価償却するのが原則です。金額が大きくなりやすいので、工事の内訳がわかる書類を保管してください。

くわしくは「整体・サロンの開業と経費|設備と自宅の使い方」
Q.青色申告承認申請の期限はいつですか?

亡くなった日によって変わります。1月1日から8月31日なら死亡の日から4か月以内、9月1日から10月31日ならその年の12月31日、11月1日から12月31日なら翌年2月15日です。

くわしくは「事業を引き継いだときの手続き|青色申告は引き継げない」

知っておきたい用語

減価償却
建物や車など高額で長く使う資産の取得費を、使用できる期間(耐用年数)にわたって分割して経費にする手続き。定額法・定率法があります。
青色申告
複式簿記などの記帳を条件に、最大65万円の特別控除・赤字の繰越し・家族への給与の経費算入などの特典を受けられる申告制度。事前に承認申請が必要です。
家事按分
自宅家賃・光熱費・通信費など、事業とプライベートの両方に使う費用を、合理的な割合で事業分だけ経費にすること。
消費税
商品・サービスの提供に課される税。事業者が消費者から預かって国に納めます。基準期間の課税売上が1,000万円を超えると課税事業者になります。
課税事業者
消費税の納税義務がある事業者。基準期間(2年前)の課税売上が1,000万円超、または課税事業者選択届やインボイス登録などで該当します。
インボイス制度
適格請求書(インボイス)を保存しないと、原則として仕入税額控除ができなくなる消費税の仕組み。2023年10月に始まりました。